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第2回研究会のご報告「理念経営の在り方」

2015年12月16日

表紙

2015年12月15日(火)に東京都千代田区にて、第2回研究会を実施いたしました。
今回は、当機構の顧問であり、一般社団法人心学修正者の理事を務める、
後藤三愚様にご講演いただきました。

講師アップ

まずは、石田梅巌とは…「正直・倹約・勤勉」をキーワードにして、在るべき人の道、
とくに「商人の道」を町衆に説いた人であるというご説明の後、
現代の老舗企業にも多大なる影響を与え、
二宮尊徳や渋沢栄一などの偉人の考えと共通する部分「石門心学」の概要についてご説明いただきました。

次に、具体的に石田梅巌先生が説かれた「石門心学」について、
石田梅巌の心としてご説明がありました。
正直・誠を尽くすことは決して難しいことではなく、
「身近にいくらでも実践の機会がある」と後藤三愚理事。

その実践法の例として、電話応対、受付業務、業務メールの交換などコミュニケーション上のコツを披露。
仕事先からの連絡はすべて、
「幸せな便りがやってきたと思い込むこと」という言葉が特に印象に残りました。

質問者

締めくくりには、「石門心学を日々の生活の中で実践し、
学びを深めていただきたい」とのお言葉を頂戴したのち、
後藤俊夫代表理事の感想を交えて質疑応答が行われ、第2回研究会の講義が終了いたしました。