永続する経営の秘訣について学ぶ
100年経営アカデミー第1期 後期 2017年10月14日 開講
“100年経営を科学する”をテーマに、
長寿企業から長く続く経営の秘訣を
体系的に学び、
経営の中で実践していくことを目的とした、
日本で初の講座です。
- presented by
- ハリウッド大学院
- 100年経営研究機構
永続する経営の秘訣について学ぶ
100年経営を科学する
100年以上続く企業は2万6千社を超え、世界の100年企業の実に4割が日本に集中しています。長寿企業大国として、今、日本は世界中から注目を集めています。
『100年経営アカデミー』は“100年経営を科学する”をテーマに、長寿企業から永く続くための経営の秘訣を体系的に学び、経営の中で実践していくことを目的とした、日本で初の講座です。日本を代表する長寿経営・ファミリービジネスの権威である後藤俊夫代表理事のもと、多くの専門家とともに永続する経営の在り方、考え方について学びを深めるための研究機関である一般社団法人100年経営研究機構が培ってきた長寿経営のためのメソッドを、学校法人メイ・ウシヤマ学園によりビューティビジネス専門職大学院として設立されたハリウッド大学院大学へカリキュラムとして提供し、共催講座として2017年5月に開講いたしました。
本講座は、前期・後期各15回の講義で構成され、前期は「100年経営概論」として「企業はどうすれば永く良く続いていくのか」をテーマに学びました。 後期は「ファミリービジネス概論」として、ファミリービジネスが永続するための秘訣を体系的に学び、我が国のファミリービジネスの実態を理解し、実務に役立てることを目的としたプログラムとなっています。
01
100年経営について
体系化した
日本初のプログラム
長寿企業から長く続く経営の秘訣を体系的に学び、経営の中で実践していくことを目的とした、日本で初の講座です。
02
3万社を超える長寿企業の
データベースを基にした
カリキュラム
後藤俊夫教授が約18年間にわたり、独自で調査研究した長寿企業のデータベースに裏付けされたカリキュラムとなっています。
03
現役の長寿企業経営者からの
事例をもとにした
実践的な講義
体系的な講義に加え、現役の長寿企業の事例をもとにしたディスカッションなど、実践で役立つ内容が大きな特徴です。
現代のマネジメントは広く複雑でその指導者や諸機関は専門分化し、細分化されています。実はマネジメントの全体像は人生の歩む道と類似しています。
特にファミリービジネスや老舗企業は人生の歩む方向や教訓が詰まっています。家族の役割分担、お金の使い方や相続、承継の意義と重要性等、まさにファミリービジネスを学ぶことで家庭生活がより良く変革されます。これが人生設計(戦略)の先取りにもなるでしょう。
本学は今や100年に向けて精進し、またファミリービジネスのメッカとして本講座を開講する所存です。六本木でみなさんとともに、起業、承継、再生、発展を語り合い、一緒に学び研究したいと思います。
多くのファミリービジネスが事業承継の新しい課題に直面する一方、海外から「長寿企業大国にっぽん」に対する注目が高まっています。本年から、ハリウッド大学院大学との共催で、「100年経営アカデミー」を開校し、お陰様で好評をいただいております。
ファミリービジネス研究の最先端理論と長寿企業に蓄積された豊富な教訓を結びつけ、現経営者と後継者が直面する課題の実践的解決を支援します。「100年経営アカデミー」は、ゲストスピーカーとの交流、同じ悩みをかかえる受講者同士のネットワーク構築、豊富な教材の提供を3本柱に、全国でも先駆的なファミリービジネスのメッカとして、皆様のご参加をお待ちしております。
企業の存続と成長は、企業が長期利益を実現する上で両輪となる重要なテーマです。
規模の経済やM&Aなど企業成長のテーマは、従来ビジネススクールをはじめ盛んに取りあげてきました。しかし、企業の存続のテーマはあまり関心が向けられなかった分野でした。
本講座は、老舗企業をはじめ日本企業の大半を占めるファミリービジネスに焦点をあて、真正面から企業存続の問題を考えていきます。先代経営者と後継者はなぜ衝突するのか、後継者の変革行動はなぜ躓きやすいのかなど、様々な課題について、老舗経営者を交えたタフな議論を行います。きっと受講生は、経営書では得られない、実践の厳しさに耐えうる強靭な知識を獲得できるはずです。
2017年5月27日(土)に開講した『100年経営アカデミー』の前期プログラムは「100年経営概論」をテーマに行いました。
全5回15講義の中で、100年経営に必要なマーケティングやリスクマネジメントなど、「企業はどうすれば永く良く続いていくのか」に対する解を体系的に学びました。
さらに、ゲストに100年超企業である株式会社ちんや、株式会社人形町今半、石川酒造株式会社の現役経営者3名を迎え、事例共有とディスカッションも交えた多彩なプログラムとなりました。2017年8月5日(土)に前期修了式が執り行われ、15名に修了証が授与されました。
講義を受ける前は、日本には何故長寿企業が多いのかという問いに対して、理念や家訓の有無、承継の意志があるか、イノベーションを起こす力があるかなどと自分なりには考えていましたが、5回の講義を通して“社会の公器”や“利他の心”など、日本ならではの美徳感が大きな長寿要因なのだと思うようになりました。
企業にとって儲けることは大事ですが、それ以上に大事なことがあるのではないかと考えさせられました。ES(employee satisfaction)という言葉がありますが、日本では特に人を大事にする文化があります。そういう欧米にはない日本独特の考え方に気がつけたことは私にとって大きな発見でした。
想像していた以上に自分自身へ影響力のある講義でした。講義後の帰り道や翌日中、自身の経営について、ものすごく考えました。
講義では、経営者はどういう人物であるべきかという本質をぐいぐいと深掘りし、実際に歴史ある家督を継いでいらっしゃる方々からの生の声を聞くと、自分がどれだけ浅い考えをしていたのか、突きつけられる想いでした。
本に書かれてあるようなテクニック的な経営学ではなく、自分の行動一つ一つを変えていくための本質的な経営学を学べたことはとても貴重な経験でした。
講義初日に「日本にはどうして100年企業が多いのか」というディスカッションを行った際、私は “これしかない”という自分なりの答えを持っていましたが、5日間の講義を通して、それがいかに狭く凝り固まった考えだったのかを思い知らされました。
自分の視野を広げ、世界観を広げてくださったこと、心より感謝いたします。
また、実際に100年企業の方からお話を伺ったり、発表のために一社について深く勉強したりする中で、ひとことで100年企業と言っても、山あり谷あり色々なドラマがるのだなと勉強になりました。今後、事業承継に直面する企業の方にこそ、是非こういう勉強をしてほしいと節に思います。
私自身もまだまだわからないことだらけなので、後期で改めて勉強させていただきたいです。
色々な方と一緒に100年経営を学ぶこの環境がとても刺激的でした。私は海外にいた経験が長かったことから、どうしても外から日本を見てしまう癖が良くも悪くもあって、始めの講義で「なぜ日本に長寿年企業が多いのか」という話があったときにも、まず文化的・宗教的な理由を思い浮かべました。海外、特に欧米では人としての在り方は宗教・哲学に拠る所が大きいのですが、日本では義を重んじ、人を大事にする文化が根強く、必然的に経営理念が人としての在り方に影響を及ぼしているということに驚きました。講義の中で長寿企業が多い理由の根底に、理念があるからだということが分かり、理念や伝統を守るために皆が頑張ったというよりもむしろ、理念がありその通り動いた結果、企業が存続してきたのだと分かりました。
私自身、サロンを経営していますが、理念を基準に意思決定を行うことが大事だと改めて強く感じました。確固たる理念を社会のためにしっかりと固めて伝えていくことが大切です。社会における企業の責任の重さを感じる講義でした。
ファミリービジネスは我が国の企業全数の97%、上場企業の53%を占める経済の主役ですが、その実態はあまり知られていません。
「ファミリービジネス概論」では、ファミリービジネスが永続するための秘訣を体系的に学びます。
さらに現役のファミリービジネス経営者をゲストに迎え、ケーススタディや受講者同士のディスカッションも行います。
全5日、15回の講義では、ファミリービジネスの「事業承継」「ガバナンス」「事業戦略」「理念」について深く掘り下げて学びます。
最終的には現代の経営に実践できる応用力を身につけるための実学的な学びの場とします。
全5日15回の講義の中で、ファミリービジネスの「事業承継」「ガバナンス」「事業戦略」「理念」について深く掘り下げて学びます。
ファミリービジネスは創業家などファミリーが経営あるいは所有する企業で、わが国企業の97%を占める重要な存在です。トヨタ自動車を筆頭に、上場企業の53%を占め、業績も優秀です。豊富なデータに基づき、ファミリービジネスの特長や業績を向上させる要因を解説し、その本質に迫ります。
ファミリービジネスの最も重要な課題は事業承継で、多くの企業が後継者難に直面し、国レベルでも緊急課題となっています。一方、成功事例も多数存在します。事業承継を成功させる要因と着眼点、実施の重要ポイントなどについて、理論と現実の両面から、具体的に学びます。
ファミリービジネスには企業としてのコーポレートガバナンスと並んでファミリーのガバナンスが重要です。親子、兄弟、親戚における意見の一致、株式の分散防止、ファミリー以外の関係者との調整など、山積する課題を未然に防止するため、ケーススタディを交えて、さまざまな手法と仕組みを学びます。
成長と持続、リスクと事業機会、伝統と革新―ファミリービジネスの事業戦略は、多面的なバランスが求められます。その中で、ファミリーの影響力を長期的に維持拡大する方法と着原点は何か?ファミリービジネスの長所を活かした事業戦略を具体的に学び、経営計画を策定します。
古くから続く長寿企業では家訓、家憲が制定され、経営理念として重視されてきました。また、新たな起業における理念の制定、あるいは創業者の言動から得た教訓の文書化、時代に合った見直し-ファミリービジネスを永続させる最も重要な柱となる理念について、多面的に学び、その活用方法を議論します。
本講座の履修生には、大学院大学の所定の単位(2単位)を付与し証明書を交付します。
現役の100年超企業経営者3名をゲストに迎え、事例共有とディスカッションを行います。
1941年東京都生まれ。
中学校を卒業後、富士精密工業に入社。同時に、東京都立荻窪高等学校定時制課程に就学。後に卒業。
1967年に藤波タオルサービスを創業し、1976年 (株)藤波タオルサービス設立。代表取締役社長に就任。
2013年代表取締役会長に。2015年 東日本おしぼり協同組合理事長就任後に退任。
1954年兵庫県生まれ。大学卒業後、東洋製罐勤務(株)を経て1981年東京コカ・コーラボトリング(株)に入社。その後、(株)丸仁ホールディングスで取締役として勤務、現在顧問。
2007年に(株)ヴィアンの代表取締役社長に就任し、現在相談役。2002年にNPO法人FBNジャパンを設立。現在理事長。髙梨本家はキッコーマン創業家の一つ。
1983年生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、東京三菱銀行勤務。
2008年に(株)山本海苔店に転職。丸梅商貿(上海)有限公司勤務、上海環球金融中心のおむすび屋「Omu subi Maruume」出店に携わる。
2011年Singapore髙島屋、三越台北駅前店出店など海外出店に携わる。
2016年に現在の専務取締役営業本部長に就任。現在に至る。
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