活動報告

第2回関西・名古屋支部研究会 「長寿企業の成功要因と6つの経営戦略」

2016年8月8日

%e9%96%a2%e8%a5%bf%ef%bc%8f%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b%e7%ac%ac2%e5%9b%9e 2016年7月28日(木)京都市下京区にて、2016年7月29日(金)愛知県名古屋市にて、
第2回関西・名古屋支部研究会
「~100年続く企業の共通点~長寿企業の成功要因と6つの経営戦略」を実施いたしました。

今回も第1回同様、当機構の代表理事の日本経済大学 後藤俊夫教授による講演を行いました。

まず、老舗企業の特徴についての説明の後、100年続くための6つの定石
①長期的視点にたった経営
②持続的成長の重視
③優位性の構築・強化
④利害関係者との長期関係性
⑤安全性の備え
⑥継続の強い意志
について具体例を用いながら、解説がありました。
また、以上6つの定石に加え、松下幸之助の「企業は社会の公器である」という言葉をかりて、日本における「企業」
の見方について取り上げました。

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VIDOGRRESとは、Vision, Dominance, Governance, Risk Management, Relationship, Successionを指し、
これらが揃えば一定の利幅を実現しつつ、続く可能性が非常に高くなるとのことでした。

最後に、後藤代表理事より、ファミリービジネスが続いていくために最も重要である所有権の承継について、
資産管理会社との関係やノウハウの研究を深めていきたいとの言葉があり、講義が終了いたしました。