活動報告

【第102回100年経営研究会】開催報告(登壇者:株式会社堤淺吉漆店 4代目 堤卓也 氏)

2025年9月1日

2025年8月26日、京都の長寿企業・堤淺吉漆店の4代目、堤卓也さんを迎え第102回100年経営研究会を開催しました。
1909年創業の同社は、日光東照宮など国宝・重要文化財の修復に漆を提供し、伝統工法と独自の高分散精製工法で品質を追求してきました。
近年は「SURF×漆」「BMX×漆」「SKATE×漆」など新領域にも挑戦し、天然素材としての漆の可能性とサステナビリティを次世代へつないでいます。
今年は家族経営の持続的発展を評価する「PFV賞」をアジア企業として初受賞という快挙も達成しました。

今回の研究会では、事業承継と技術継承、伝統と革新の両利き経営、植栽を広げる産地連携などの実践の事例を通じ、伝統に根ざしつつ常識にとらわれない挑戦で事業を次世代へつなぐお取り組みについてお話をお伺いいたしました。