8月26日開催 第102回100年経営研究会 参加者募集中
2025年8月4日
2020年8月よりスタートした本企画では100年企業のご当主の方々に登壇いただき、6月には第100回を迎えました。今後も継続して100年経営研究会を実施してまいります。
第102回100年経営研究会は、京都府の長寿企業である、株式会社堤淺吉漆店 4代目 堤卓也さんにご登壇いただきます。
堤淺吉漆店は、1909年に創業された漆の製造販売を行う長寿企業で、日光東照宮をはじめとする国宝・重要文化財の修復に漆を提供し続けてこられました。
4代目の堤卓也さんは、従来の漆の精製販売にとどまらず、サーフボードやスケートボード、BMXなどに漆を施すことで、漆の新たな可能性の開拓に積極的に取り組んでいます。その結果、今年、第3回「PFV賞」を見事受賞されました。
この賞は、世界で最も歴史あるワイン生産家12社の組織「プリマム・ファミリエ・ヴィニ」(PFV)が、未来ある家族経営企業を支援する目的で設立したものです。世代を超えて受け継がれる技術と持続可能な発展を重視する企業が世界から5社ノミネートされる中、堤淺吉漆店はアジア企業として初の受賞という快挙を成し遂げました。
今回の研究会では、伝統的な漆文化を守りながらも、常識にとらわれない挑戦を繰り返し次世代へと事業を繋ぐ堤さんから、革新的な事業展開についてお話を伺います。
<お申し込みはこちら>
第102回100年経営研究会 申し込みフォーム
概要
日時:2025年8月26日(火)18:00〜19:30会場:zoomウェビナー(事前登録制となります。お申込者には参加用URLが届きます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。)
対象:機構の会員・関係者及び登壇者または会員からのお誘いを受けた方
【タイムスケジュール】
18:00〜 スタート・事務局より趣旨の説明
18:05〜 100年企業トークセッション
19:25〜 事務局よりご案内・アンケート記入
19:30 閉会
【第102回100年経営研究会 登壇者】
株式会社堤淺吉漆店
4代目 堤卓也 氏
明治42年創業の漆屋の4代目。採取された漆樹液から受け継がれてきた伝統工法や、新たに開発した高分散精製工法を駆使し、文化財修復や伝統工芸など現場のニーズに合わせた様々な漆を作りだす。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、「SURF×漆」「BMX×漆」「SKATE×漆」など伝統の枠に囚われない漆の可能性と、植栽の輪を広げる活動を進めている。

【その他】
□本イベントの対象は、原則機構会員および会員や関係者からのご紹介を受け機構会員へ入会を検討いただいている方に限ります。一般の方の2回目以降の参加はお断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
□当日の講義内容はレコーディングをさせていただき、アーカイブとして機構で保存させていただきます。
□本イベントは、zoomにて開催いたします。事前にzoomの使用方法のご確認ください。また、携帯からご参加の場合は事前にアプリのインストールをお願いいたします。
<お申し込みはこちら>
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