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1月19日開催 第110回100年経営研究会 参加者募集中

2025年12月16日

100年経営研究機構では、「100年経営を科学する」をコンセプトに、長寿企業の調査研究の一環で100年経営の秘訣を学ぶ研究会を開催しております。
2020年8月よりスタートした本企画では100年企業のご当主の方々に登壇いただき、2025年6月には第100回を迎えました。今後も継続して100年経営研究会を実施してまいります。

第110回100年経営研究会は、大阪・堺で300年以上にわたり「香」の文化を育んできた長寿企業、株式会社奥野晴明堂 代表取締役・十代目 沈香屋久次郎の奥野浩史さんにご登壇いただきます。

株式会社奥野晴明堂は、享保元年(1716年)創業以来、線香・お香の製造販売を行い、「不易流行」を体現する商品開発で時代のニーズに応え続けてきました。初代・沈香屋久次郎から受け継いだ「香」の文化を守りながら、煙も香りもない線香「極ZERO」など革新的な商品を次々と生み出し、地域と共に歩む堺の老舗として多方面から信頼を獲得しています。

奥野浩史さんは十代目として、1998年に家業へ参画後、2008年に代表取締役社長に就任、十代目 沈香屋久次郎を襲名。就職氷河期を経て家業に戻った直後、売上を上回る負債やアナログ体制など逆境に直面しながらも、仲間の支えと自らの挑戦で経営を立て直してきました。単なる商品販売ではなく、顧客ニーズを捉えた迅速な商品開発と地域ブランド「堺」の価値向上を通じた認知拡大に取り組み、伝統と革新を両立する経営スタイルを確立しています。
また、堺線香工業協同組合 代表理事、日本薫物線香工業会 理事、堺山之口連合商店街振興組合 理事を務め、産業振興・地域活性化にも尽力されています。

今回の研究会では、300年企業における事業承継と革新、「温故知新×不易流行」を軸とした商品開発の実践、中小企業ならではの機動力を生かしたスピード経営、地域ブランディングによる認知度向上、次世代育成と新市場開拓(アウトドアお香など)、SDGs・ダイバーシティを取り入れた社会課題解決の取り組みについてお話しいただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。

<お申し込みはこちら>
第110回100年経営研究会 申し込みフォーム

概要

日時:2026年1月19日(月)18:00〜19:30
会場:zoomウェビナー(事前登録制となります。お申込者には参加用URLが届きます。メールが届かない場合は事務局までご連絡ください。)
対象:機構の会員・関係者及び登壇者または会員からのお誘いを受けた方

【タイムスケジュール】
18:00〜 スタート・事務局より趣旨の説明
18:05〜 100年企業トークセッション
19:25〜 事務局よりご案内・アンケート記入
19:30  閉会

【第110回100年経営研究会 登壇者】
株式会社奥野晴明堂
代表取締役 奥野浩史 氏

【その他】
□本イベントの対象は、原則機構会員および会員や関係者からのご紹介を受け機構会員へ入会を検討いただいている方に限ります。一般の方の2回目以降の参加はお断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。

□当日の講義内容はレコーディングをさせていただき、アーカイブとして機構で保存させていただきます。

□本イベントは、zoomにて開催いたします。事前にzoomの使用方法のご確認ください。また、携帯からご参加の場合は事前にアプリのインストールをお願いいたします。

<お申し込みはこちら>
第110回100年経営研究会 申し込みフォーム