第1回関西・名古屋支部研究会 「100年続く経営の要諦とは」
2016年6月3日
2016年5月26日(木)京都市下京区にて、2016年5月27日(金)愛知県名古屋市にて、
第1回関西・名古屋支部研究会
「~世界最大の100年企業データベースから読み取る~100年続く経営の要諦とは」を実施いたしました。
今回は、当機構の代表理事であり、
100年企業研究の世界的権威、日本経済大学 後藤俊夫教授による講演を行いました。
冒頭に、100年以上続く企業についてのデータが示されました。
これらは、国内及び海外の100年超・200年超企業の数・最古企業10傑といった、今後100年経営を学んでいく上で頭に入れておきたい内容です。
次に、各データより後藤代表理事が導き出した、日本に長寿企業が多い理由として
①各種マネジメントシステム(番頭・丁稚奉公、複式簿記・連結、家訓・積立金)
②経済の持続的成長
③家業を次世代に継承しようとする強い意思
の3点を挙げ、それぞれに事例を用いながら解説しました。
最後に、長寿企業の大半を占めるファミリーヒビジネス(同族企業)について説明がありました。
「『企業とは、社会の公器である』という思考こそが日本のファミリービジネスの最大の特徴であり、長寿性実現の最大の鍵である」と結論付けました。
受講者からは、「大変勉強になった。承継・相続など、自身のお客様へも伝えていきたい」や「地域に貢献できる会社を目指していきたい」、「さらに学び、経営に活かしたい」というお声をいただきました。
講義後には、近隣にて懇親会も行い、盛況のうちに終了しました。
今後は東京のみならず、地方支部でも定期的に活動してまいります。
【次回研究会について】
第2回関西支部研究会 7月28日(木)18:30~20:30(18:15 受付)
お申込はこちら
第2回名古屋支部研究会 7月29日(金)18:30~20:30(18:15 受付)
お申込はこちら