活動報告

「ムハマド・ユヌス氏来日講演」で後藤代表理事が基調講演

2017年4月4日


2017年2月22日(水)、ユヌスソーシャルビジネスジャパン設立準備委員会の主催、
九州大学ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センターの共催の元、特別講演会が開催されました。
100年経営研究機構として後藤俊夫代表理事が基調講演の講師に招かれ、
社会を良くしたい全ての経営者へ告ぐ!「日本古来の経営が世界の問題をゼロにする」をテーマに講演を行いました。

ムハメド・ユヌス博士は、2006年に自身で設立をしたグラミン銀行における貧困撲滅のための
マイクロクレジットの活動が評価され、ノーベル平和賞を授与され、77歳になった今も年間200日は
飛行機で移動しているなど精力的に活動をしておられます。
この度、本格的な日本におけるソーシャルビジネスの普及を目的に、
ユヌスソーシャルビジネスを教育や認定していく団体が設立されることになりました。



講演では当団体の発起人代表を務める九州大学の岡田昌治特任教授より、
ユヌスソーシャルビジネスと日本の老舗企業の在り方、考え方との類似点について言及がありました。

それを受けて後藤代表理事からも、長寿企業大国である日本において、
老舗企業が当たり前に取り組んできた社会との関係性の築き方についてデータに基づいた講演があり、
ユヌス・ソーシャル・ビジネスで目指す未来と100年経営との類似点について共有がなされました。
今後本格的に発足するユヌス・ソーシャルビジネスの普及活動においても、100年経営研究機構が持つ
データと見識に対して大きな注目が集まっております。


100年経営研究機構としては、当団体との共同研究や共催イベントの開催などを通じ、
世界に対して日本の100年経営を発信していければと考えております。