【第107回100年経営研究会】開催報告(登壇者:岡崎製材株式会社 代表取締役 八田欣也 氏/5代目予定 八田壮史 氏)
2025年12月16日
1917年、木挽きとして出発した同社は、木材・建材の卸売を主軸に、不動産、リノベーション、建築施工まで「建築と住まい」に関わる事業を拡張。世界中から目利きが仕入れた無垢材を200樹種・5万点以上保有し、原木の仕入れから製材、加工、販売まで一貫体制を敷くことで、「無いものが、そこにある材木屋」として独自の地位を築いてきました。
さらに、創業100周年の2017年には端材に新たな価値を与える「HAZAI® project」を始動し、廃棄ゼロを目指した高品質な木製品を開発。第5回あいちサービス大賞「知事賞」、Forbes JAPAN SMALL GIANTS AWARD 2023-2024「April Dream特別賞」、2024愛知環境賞「中日新聞社賞」など、数々の受賞歴を重ねています。
今回の研究会では、伝統を守りながら革新を続ける経営戦略、HAZAI® projectをはじめとするサステナブルな取り組み、そして業界の常識を超える挑戦について、具体的な事例やデータを用いてお話しいただきました。また、超省エネ次世代戦略型オフィス「オフィス・ラボ」の新築や、YouTubeチャンネル「材木屋のおやじとせがれ」を通じた情報発信など、設計力・建築力の証明とブランドの新たな接点づくりについても紹介されました。





