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第3回研究会のご報告「長寿企業の成功要因と6つの経営戦略」

2016年2月10日

表紙 2016年2月5日(火)に東京都千代田区にて、第3回研究会を実施いたしました。
第3回の研究会は、第1回の続きとなる「100年続く経営の要諦とは」の続きとして、
当機構の代表理事 後藤俊夫教授による研究会を実施いたしました。 講師アップ まず、老舗企業の特徴についての説明の後、100年続くための6つの定石
①長期的視点にたった経営
②持続的成長の重視
③優位性の構築・強化
④利害関係者との長期関係性
⑤安全性の備え
⑥継続の強い意志
について具体例を用いながら、解説がありました。 次に、6つの定石を踏まえて長寿経営を実現するための「VIDOGRRES戦略」についての解説がありました。
講義終了後、受講者の皆様より本講義を踏まえた、質問をいただき、活発な議論がなされました。 質問者 なかでも印象的だったのは、日本の老舗企業の養子観に関するご質問。後藤代表理事からは、
貧しい国からの子どもが対象であるというイメージが強い欧米に対して、
日本では跡継ぎとして大人を養子に取ることが多いため、日本の老舗企業には養子縁組が多い、という回答がありました。 最後に、後藤代表理事より、ファミリービジネスが続いていくために最も重要である所有権の承継について、
資産管理 会社との関係やノウハウの研究を深めていきたいとの言葉があり、第3回の講義が終了いたしました。